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子供の歯磨き|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ

2017年09月21日

子供の虫歯予防に歯磨きを欠かす事は出来ません。しかし、毎日歯磨きをしているものの具体的な歯磨きの仕方がよくわからなくて、不安を感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。
ですが、子供の頃の歯磨きの習慣によって、その後の口内環境が左右されます。正しい歯磨き方法さえ知っていれば、虫歯や歯周病は防げます。
正しい歯磨き習慣のポイントを押さえ、健康な歯を維持しましょう。

■子供の歯磨きに必要な時間。

子供の歯磨きに必要な時間は、1回の歯磨きに最低でも3分かけます。歯垢を落とすには、同じ場所を20回以上擦らないと落ちません。もしも永久歯が28本生え揃っていたとして、同じ場所を20回擦るとなると3分はかかります。1本の歯に対しては5~6秒かけて磨きます。
歯ブラシだけで汚れを落としきれない時はデンタルフロスを使い、歯と歯の間の汚れを掻き出します。
ただし、時間が長ければいいという訳ではありません。しっかり汚れを落としきれたかがポイントになります。長過ぎるとエナメル質が削れてしまったり、傷つけてしまう事もあります。

■子供の歯磨きに適切な回数。

歯を磨く回数も多ければ良いという訳ではありません。しっかり綺麗に汚れを落とせているかが問題です。毎食後に磨ければ理想的ですが、歯医者さんでは朝晩1日2回の歯磨きを推奨しています。
朝は寝ている間に溜まったプラークを落とし、夜は寝ている間にプラークが増えやすいので、食べカスを綺麗に取り除いて、細菌の繁殖を防ぎます。寝ている間は唾液も減って細菌が繁殖しやすくなります。寝る前は特に歯磨きをしっかり行いましょう。
ただ、回数に拘って雑に磨くよりも1日に1回でもいいので、しっかり丁寧に歯磨きする回を作るようにしてください。

■子供の歯磨きのタイミング。

歯磨きのタイミングは食後になります。食後は酸によって脱灰が進んでいる状態にあります。食後に歯磨きをすれば、プラークや酸を出す食べカスを排除出来ます。

また、朝の歯磨きは食前食後のどちらがより効果的かと言いますと、食後になります。朝起きた直後は細菌が繁殖していますので、食前食後に歯磨きをするか、出来ない場合はうがいだけでも朝起きたタイミングでしておきましょう。

ただし、機嫌が悪い時や子供が嫌がる時などは、無理矢理歯を磨かないようにしましょう。押え付けて磨いたり怒ったりすることで、歯磨きが嫌いになってしまうこともあります。

歯磨きには効果的な回数や時間、タイミングがあります。ポイントを押さえ、効率良く歯磨きをしましょう。
また、力加減や綺麗に磨けているかわからない時は歯医者さんで歯磨き指導を行っていますので、歯磨き指導を受けたり、定期的にお口の中をチェックして貰ってください。

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【小児歯科医監修】赤ちゃんの歯ぐきが白い4つの原因|上皮真珠・先天性歯・口腔カンジダの見分け方|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|御影

2017年09月21日

執筆・監修:河崎 真也(みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック 院長/日本歯科放射線学会 認定医・日本小児歯科学会 所属)

最終更新日:2026年4月27日 / 初回公開:2017年9月21日

本記事は、赤ちゃんの歯ぐきが白く見える原因について、小児歯科の現場知見をもとに保護者の方向けにまとめた内容です。

「赤ちゃんの口の中をのぞいたら、歯ぐきに白い粒が……」「ミルクの後みたいに白っぽい膜が取れない」――生後数か月の赤ちゃんで、こんなご相談をいただくことがあります。

通常、赤ちゃんの歯ぐきは薄いピンク色です。それが白く見えるとき、原因はさまざま。多くは心配ない自然現象ですが、中には対応が必要なケースもあります。この記事では、赤ちゃんの歯ぐきが白く見える4つの原因と、見分け方・受診の目安を、小児歯科医の立場からお伝えします。

目次

  1. 原因① 上皮真珠(じょうひしんじゅ)— 心配のいらない粒
  2. 原因② 先天性歯(せんてんせいし)— 生まれつきの歯
  3. 原因③ 口腔カンジダ症 — カビの感染
  4. 原因④ ミルク・母乳・食べかすの付着
  5. 見分け方の早見表
  6. 合わせて気をつけたい全身性の病気
  7. 受診の目安

1. 原因① 上皮真珠(じょうひしんじゅ)— 心配のいらない粒

赤ちゃんの歯ぐきが白く見える原因で最も多いのが「上皮真珠」です。歯ぐきの上に小さな白〜クリーム色の半球状の粒が、1個〜数個できているのが特徴です。

○ 特徴

  • 大きさ:直径1〜数ミリ
  • 色:白〜クリーム色
  • 形:半球型でツヤがある
  • 痛みやかゆみなし
  • 場所:歯ぐきの上、特に上顎によく見られる

○ 原因と経過

乳歯がつくられる過程で必要だった組織や細胞の一部が、歯ぐきに残ったもの。病気ではなく、自然現象です。1〜2週間ほどで自然に消えていくので、特別な処置は不要。「真珠」と呼ばれるとおり、赤ちゃんの口の中の小さなプレゼントのようなものです。

2. 原因② 先天性歯(せんてんせいし)— 生まれつきの歯

通常、乳歯は生後6〜9か月ごろに生え始めます。ごくまれに、生まれた時にすでに歯が生えている、または生まれて間もなく生えてくる赤ちゃんがいます。これを「先天性歯(せんてんせいし)」と呼びます。

○ 特徴

  • 通常の乳歯と比べて形がいびつ・変色していることが多い
  • 下の前歯(下顎中切歯)の位置に多い
  • 2,000人に1人程度の頻度

○ 注意したいトラブル

  • 授乳時のトラブル — お母さまの乳首を噛んでしまう、痛みで授乳が難しくなる
  • 誤飲リスク — 歯がぐらついて抜け落ち、飲み込んでしまう
  • リガフェーデ病 — 歯が舌の裏側に当たり続けて潰瘍ができる症状

○ 対応

小児歯科でレントゲン検査を行い、歯の状態を確認。トラブル予防のため、歯の表面を丸めたり、コーティング処置を行います。ぐらつきが大きく誤飲リスクが高い場合は抜歯を検討することもあります。先天性歯に気づいたら、できるだけ早めに受診してください。

3. 原因③ 口腔カンジダ症 — カビの感染

「ミルクのカスが取れない」と保護者の方が思われているケースで、実はカビ(カンジダ菌)の感染であることがあります。これが「口腔カンジダ症(鵞口瘡・がこうそう)」です。

○ 特徴

  • 頬の内側、歯ぐき、舌などに白いミルクカスのようなものが付く
  • こすっても簡単に取れない(ミルクカスは取れる)
  • 取ろうとすると下から赤い粘膜が見える/少量出血する
  • 免疫力が下がっているとき・抗生物質服用後・哺乳瓶の衛生状態が悪いときに発症しやすい

○ 対応

小児歯科または小児科で抗真菌薬(カビを抑える薬)を処方していただけます。二次感染を起こすと痛みが強くなり、授乳・離乳食を嫌がるようになります。気づいたら早めの受診を。

○ 予防

  • 哺乳瓶・乳首・おしゃぶりの煮沸消毒をしっかり
  • 授乳前の手洗い・乳首の清潔
  • 授乳後にぬるま湯を含んだガーゼで口の中を軽く拭く

4. 原因④ ミルク・母乳・食べかすの付着

最もシンプルな原因。授乳直後、歯ぐきや舌にミルクや母乳が残って白く見えることがあります。清潔なガーゼで軽く拭けば落ちるのが特徴で、これは何の問題もありません。

離乳食が始まったお子さまでは、白っぽい食材(ヨーグルト・バナナ・マッシュポテトなど)の残りかすが付着していることもあります。

ガーゼで拭いて取れれば、口腔カンジダ症ではなく単なる付着物。日常的なお口のケアの一環で対応できます。

5. 見分け方の早見表

ご家庭で観察するときに役立つチェックポイントです。

  • ガーゼで拭いて取れる → ミルク・母乳・食べかす(経過観察)
  • こすっても取れず、下から赤い粘膜が見える → 口腔カンジダ症の可能性(受診)
  • ツヤのある半球型の粒で痛みなし → 上皮真珠(経過観察)
  • 歯のような硬い構造 → 先天性歯(受診)

6. 合わせて気をつけたい全身性の病気

口の中の白い変化に加えて、発熱や全身症状がある場合は、感染症の可能性もあります。

  • ヘルパンギーナ — 喉の付近に小さな水疱、発熱を伴う
  • 手足口病 — 口の中だけでなく、手のひら・足の裏にも水疱
  • ヘルペス性歯肉炎 — 高熱と歯ぐきの腫れ・出血を伴う(詳しくは こちら

これらは小児科の領域です。発熱・機嫌の悪化が伴う場合は、まず小児科へご相談ください。

7. 受診の目安

🚨 すぐ受診

  • 高熱を伴う口の中の白い変化
  • 授乳・離乳食を強く嫌がる/脱水気味
  • 先天性歯がぐらついている
  • 歯ぐきが大きく腫れている/出血が止まらない

⚠️ 数日以内に受診

  • こすっても取れない白い付着物
  • 先天性歯を確認した
  • 2週間以上消えない白い粒

✅ 経過観察でOK

  • 授乳直後の白い付着で、ガーゼで簡単に拭える
  • 小さなツヤのある粒で、機嫌よし・痛みなし(上皮真珠)
  • 熱なし、食欲OK、よく眠っている

まとめ

赤ちゃんの歯ぐきの白い変化は、その大半が「上皮真珠」や「ミルクの付着」など心配のいらないもの。ただし、口腔カンジダ症や先天性歯のように受診が望ましいケースもあります。

「ガーゼで取れない/硬い/高熱を伴う」なら歯科医院へ

判断に迷われたら、いつでも当院にご相談ください。お子さまのお口の小さな変化を見逃さないお母さまの観察力が、何よりの早期発見につながります。

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みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック

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参考文献・参考資料

  • 一般社団法人 日本小児歯科学会
  • 公益社団法人 日本歯科医師会
  • 公益社団法人 日本小児科学会

執筆・監修:河崎 真也(かわさき まさや)

みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック 院長/医療法人茜会 理事長
専門:小児歯科/小児矯正/口腔機能育成
所属:日本歯科放射線学会 認定医、日本小児歯科学会

「明朗・愛和・喜働」を理念に、お子さまとご家族に寄り添った歯科医療を提供しています。

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保隙装置|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ

2017年09月21日

保隙装置(ほげきそうち)とは、虫歯やケガなどで乳歯を失ってしまった時に永久歯に生え変わるまでの間、永久歯が生えてくるスペースを確保しておく為の装置です。いずれ乳歯は抜けてしまいますが、抜けたままで放置しておくと様々な問題が起きてきます。
そこで今回は保隙装置の役割や装置の種類についてまとめてみました。

■保隙装置を使う必要性。

虫歯やケガによって、やむを得ず乳歯を失った場合、保隙装置を使います。乳歯を失ってしまうと、隣の歯が支えを失って、ずれてきたり倒れてくることがあります。すると、永久歯の生えてくるスペースが確保出来なくなってしまいます。十分なスペースがないまま永久歯が生えてくると、まっすぐに生えることが出来ずに歯並びが悪くなります。保隙装置にはそのスペースを確保し、永久歯がまっすぐ生えてこれるよう誘導する役割があるのです。
保隙装置を用いた治療は一般的に小児歯科や矯正歯科で受けられます。

■保隙装置の種類。

バンドループは、歯にバンドを巻き、そこにループを取り付けます。ループ部分でスペースを確保し、歯が倒れこんでくるのを防ぎます。永久歯が生えてきたら取り外します。
クラウンループは、乳歯冠を被せて支えにします。あとはバンドループと同じ仕組みになっています。バンドが巻けない場合は、クラウンループを使用します。
インレーという金属の詰め物にバーを取り付けたインレーバー、第二大臼歯を失った際に第一大臼歯を誘導する為のディスタルシュー、奥歯にバンドを取り付け、歯の裏に針金を付けてバネで動かすリンガルアーチ(舌側弧線装置)、噛む機能を補える子供用入れ歯など、装置には様々な種類があります。

■保隙装置使用時に気を付けておくべきポイント。

装置を付けていると、そこに汚れが溜まりやすくなります。歯磨きをしずらくなりますので、定期的に歯医者さんに通ってメンテナンスをしてもらいましょう。
稀にですが、装置が外れてしまうこともあります。その際は必ず歯医者さんで直してもらってください。間違って子供が飲み込んでしまう危険もありますので、必ず歯医者さんで装着してもらいましょう。
保隙装置は矯正装置ではありません。歯並びを良くする効果はありません。あくまで永久歯が生えてくるスペースを確保するものです。永久歯が生えてきたら取り外さなくてはなりません。

乳歯が抜けてしまった時に放置してしまうと、永久歯が生えてくるスペースが狭くなり、歯並びなどに影響をもたらします。一般の歯科では歯が抜けたらそのまま様子を見ることになるかもしれませんが、小児歯科や矯正歯科では保隙装置の治療が受けられます。将来の歯並びの為にも必ず受診しましょう。

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6歳児の歯の状態|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ

2017年09月21日

6歳になると体の成長に伴って、顎や顔の形も変化します。また、お口の中では乳歯から永久歯に生え変わります。子供が少しづつ大人へと成長する過程で、お口の中も変化を遂げます。ですが、歯の生え変わりの時期にはトラブルも起きやすいものです。そこで、永久歯に生え変わる過程において起こるトラブルとともに、6歳児のお口の中の状態について説明したいと思います。

■6歳児の歯の状態。

6歳前後から乳歯が抜け始めます。それからおよそ8年かけて、14歳までに永久歯へと生え変わります。乳歯は20本ですが、永久歯は28本(親知らずを加えると32本)になります。奥歯の第一大臼歯と第二大臼歯の上下8本が新たに加わります。
6歳の時に見られる変化は下側の前歯が抜けることと、第一大臼歯、いわゆる6歳臼歯が生えてきます。6歳臼歯は乳歯が抜けて生え変わるわけではなく、元々永久歯として生えてきます。この6歳臼歯は下顎の形を決め、永久歯の歯並びや噛み合わせを決める重要な役割を担っています。噛む力も最も強いのが、この6歳臼歯の特徴です。

6歳頃になると、永久歯が生えるスペースを確保するために、歯と歯の間に隙間が出来てきます。乳歯の根の部分が溶けて吸収され、最終的に乳歯が抜けて永久歯へと生え変わります。乳歯の根が溶けてくると、次第に乳歯がグラグラしてきます。
そして、乳歯が抜けたスペースに永久歯が生えてきます。

■乳歯から永久歯へと生え変わる際に起きるトラブル。

乳歯がグラグラしてきた時に永久歯が下から見えてきても、それほど心配する必要はありません。ですが、まだ歯がグラグラしていない時に永久歯が横から出来てた場合は、歯医者さんで診てもらいましょう。
乳歯が抜けてからすぐに永久歯が生えてこないこともあります。3か月以上経過しても生えてこないようなら、歯医者を受診しましょう。
永久歯が生えてくると乳歯の根が溶けていくものですが、乳歯が歯茎に埋まっていってしまったら、永久歯が生えてこれなくなってしまいます。もし気付いたら、すぐに歯医者さんを受診してください。
また、永久歯が左右対称に生え変わらない場合も、抜歯が必要になる可能性もありますので、歯医者さんで診てもらわなくてはなりません。

6歳になると口の中も大きく変化してきます。特に6歳臼歯は1番奥に生えてきますが、歯茎の中に隠れている時期が長く、完全に出てくるまでに時間もかかります。
歯が生えきるまでには手前の乳歯の陰になって、歯ブラシも届きにくく、非常に虫歯になりやすい歯でもあります。
また、生えてきたばかりの6歳臼歯は柔らかいので、食事をする時にはよく噛んで、自浄作用のある唾液の分泌量を増やし、口の中の汚れを綺麗に洗い流しましょう。

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フッ素|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ

2017年09月21日

初期虫歯の治療や虫歯予防、歯を強くする為に歯医者さんでは、フッ素塗布を推奨しています。市販の歯磨き粉にもフッ素が配合されており、歯を守る為にフッ素を使う事が当たり前のようになっています。ですが、一方でフッ素は体に悪影響とも言われております。そこで、フッ素のメリットとデメリットについて知っておきましょう。

■フッ素が虫歯を予防する理由。

食事をした時に、虫歯の原因菌が食べ物に含まれる糖質を使って酸を生み出します。酸はエナメル質の内部からカリウムやリンなどのミネラルを溶かします。ですが、通常は唾液によって溶けだした成分を歯の表面に戻します。これを再石灰化と呼んでいます。
フッ素はこの歯の再石灰化の働きを助けます。フッ素は唾液に含まれるミネラルの沈着を促進して、再石灰化を助け、歯の修復を促します。

フッ素は歯の表面のエナメル質と強く結びつき、硬い構造を造ります。これによって歯の質を強化し、ミネラルが溶け出しにくい強い歯にしてくれます。
また、フッ素には虫歯菌が生み出す酸の量を抑制する働きもあります。
フッ素は、虫歯菌の活動を抑えたり、歯を強くしたり、エナメル質の修復にも効果的といった面からも虫歯を予防してくれる成分といえるのです。

■フッ素が危険と思われる理由。

フッ素の単体分子は常温では気体です。空気よりも重い物質です。フッ素自体はガラスやプラチナも溶かすなど、猛毒を持っています。このあたりのイメージから毒性のあるフッ素を塗布する事に対して不安を抱かれる人も少なくないようです。
しかし、フッ素は単体で存在する事が出来ず、複合体として自然界に多く存在しています。

歯医者で使っているフッ素は、猛毒のフッ素そのものではなく、フッ素をその構造内に持つフッ化物であり、フッ化物にはフッ素ほどの毒性はありません。また、量や濃度にも制限が設けられております。

■歯医者で行うフッ素塗布。

歯医者さんで行っている高濃度のフッ素塗布は、3ヶ月から6ヶ月に1度定期的に行うのがおススメです。乳歯が生え揃う頃から始めるのが一つの目安になります。
フッ素塗布を行う前にはフッ素が取り込まれやすいようにクリーニングを行います。その後、様々な方法によってフッ素を塗布していきます。
虫歯治療の出来ない小さな子供でも初期虫歯にフッ素塗布を行う場合があります。

歯医者に限らず、自宅でもフッ素塗布する事は可能です。特にジェル状のフッ素入りの歯磨き粉を使えば、歯の表面にもフッ素が留まりやすくなりますので、より虫歯予防の効果が期待出来ます。

フッ素が猛毒というイメージから自分の子供の口の中にフッ素を使うことを躊躇うお母さんも多いようです。フッ素なしの歯磨き粉も売られていますが、使い方さえ間違わなければ、フッ素は虫歯から守ってくれる存在です。

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【小児歯科医監修】赤ちゃんの歯ぐきから出血!考えられる4つの原因と正しい対処法|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|御影

2017年09月21日

執筆・監修:河崎 真也(みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック 院長/日本歯科放射線学会 認定医・日本小児歯科学会 所属)

最終更新日:2026年4月27日 / 初回公開:2017年9月21日

本記事は、赤ちゃんの歯ぐきからの出血について、小児歯科の現場知見をもとに保護者の方向けにまとめた内容です。

「赤ちゃんの口の中をのぞいたら、歯ぐきから血が……!」――生後6ヶ月以降、最初の歯が生え始めるころから、こうしたお問い合わせが急に増えます。お子さまのお口から血が出ると、保護者の方は驚かれて当然です。

結論からお伝えします。赤ちゃんの歯ぐきからの出血の多くは、生え始めや軽い歯肉炎による一時的なもので、適切な口腔ケアで改善します。ただし、中には早めの受診が必要なケースも。この記事では、考えられる4つの原因と、それぞれの対処法・受診の目安を、小児歯科医の立場からお伝えします。

神戸市東灘区御影の当院でも、赤ちゃんの歯ぐきからの出血のご相談を保護者の方からお受けしています。乳歯がはえ始める時期のお口のトラブルは、ご家庭でのケアと歯科健診の組み合わせで予防・早期対応ができます。

目次

  1. 原因① 萌出性歯肉炎(一番多いケース)
  2. 原因② 不潔性歯肉炎(プラーク蓄積)
  3. 原因③ ヘルペス性歯肉炎(ウイルス感染)
  4. 原因④ 外傷(ぶつけた・ケガ)
  5. ご家庭での日常ケア
  6. 受診の目安:こんなときはすぐに歯科医院へ

1. 原因① 萌出性歯肉炎(一番多いケース)

赤ちゃんの歯ぐき出血で最も多いのが「萌出性歯肉炎(ほうしゅつせいしにくえん)」です。乳歯が歯ぐきを突き破って生えてくる過程で、歯ぐきが部分的にめくれた状態になります。そこに食べかすやプラーク(歯垢)が溜まり、軽い炎症と少量の出血が起こります。

○ 特徴

  • 生え始めの歯の周りだけが赤く腫れている
  • 出血は少量で、すぐ止まる
  • 歯がしっかり生え揃うと自然に治まる
  • 「歯ぐずり」と一緒に現れることが多い

対処は清潔に保つことが中心。柔らかいガーゼや赤ちゃん用歯ブラシで優しく拭いてあげましょう。

2. 原因② 不潔性歯肉炎(プラーク蓄積)

歯磨き不足で歯垢(プラーク)が長期間蓄積すると、細菌が増殖して歯ぐきに炎症を起こします。これが「不潔性歯肉炎」です。萌出性歯肉炎が「一時的」なのに対し、こちらは慢性化しやすいのが特徴です。

○ 特徴

  • 歯ぐきの広範囲が赤い、腫れぼったい
  • 歯磨きのたびに少し出血する
  • 口臭が気になる
  • 歯と歯ぐきの境目に黄白色の歯垢が見える

対処は丁寧な歯磨きで歯垢を除去すること。1〜2週間続けても改善しない場合は受診をおすすめします。

3. 原因③ ヘルペス性歯肉炎(ウイルス感染)

単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)への初感染によって起こる「ヘルペス性歯肉炎」。生後6ヶ月〜3歳ごろに多く、家族からの感染がほとんどです。

○ 特徴(他の歯肉炎との違い)

  • 高熱(38〜40度)が数日続く
  • 口の中に小さな水ぶくれや潰瘍がたくさん
  • 歯ぐきが真っ赤に腫れる・出血
  • 痛みでお食事・水分摂取を嫌がる
  • 機嫌が極端に悪い、よだれが急に増える

これはすぐに受診が必要です。小児科または小児歯科で抗ウイルス薬を処方できます。脱水症状の予防が最重要で、こまめな水分補給を意識してください。改善まで1〜2週間程度かかります。

4. 原因④ 外傷(ぶつけた・ケガ)

転倒・おもちゃで歯ぐきをぶつけた・硬い物を口に入れたなど、物理的な刺激による出血です。歯磨きの強すぎも該当します。

○ 対処の目安

  • 少量・すぐ止まる — 清潔なガーゼで軽く押さえて止血。経過観察でOK
  • 多量・止まらない・10分以上続く — 受診を
  • 歯ぐきや唇の傷が大きい・歯がぐらつく — 受診を
  • 歯が抜けた・折れた — 牛乳に浸して即受診(詳しくはこちら

5. ご家庭での日常ケア

出血の多くは、毎日の口腔ケアで予防・改善できます。

○ 歯が生える前

清潔なガーゼをぬるま湯で湿らせ、保護者の指に巻いて歯ぐきを優しく拭く。1日1〜2回が目安。お口に物が入る感覚に慣らすことが、歯磨き習慣の第一歩です。

○ 歯が生え始めたら

赤ちゃん用の毛先がやわらかい歯ブラシで、力を入れずに優しく磨きます。歯磨き粉はまだ不要、または米粒大のフッ素ジェル(500ppm目安)を。

○ 出血があるとき

「出血しているから磨かない」は逆効果。優しく磨いて歯垢を除去することで、炎症が早く治まります。ただし強い圧でゴシゴシは厳禁。

○ 食習慣の見直し

糖分の多いおやつ・飲み物の頻回摂取は、歯垢を増やす最大の原因。決まった時間に食事を取り、寝る前のジュースや甘いミルクは避けるのが鉄則です。

6. 受診の目安:こんなときはすぐに歯科医院へ

「様子見でOK」と「すぐ受診」の境目を整理します。

  • 高熱を伴う出血 — ヘルペス性歯肉炎の可能性。即受診
  • 口の中に水ぶくれ・潰瘍がたくさんある — ヘルペス性歯肉炎の特徴
  • 10分以上止血しない — 出血量が多い場合
  • 歯ぐきの腫れが1週間以上続く — 慢性化の予兆
  • 食事を嫌がって水分も摂らない — 脱水リスク
  • 歯がぐらついている・歯の色が変わった — 外傷からの感染リスク

まとめ

赤ちゃんの歯ぐき出血の大半は、生え始めの一時的なもの。優しい口腔ケアで多くは改善します。ただし、ヘルペス性歯肉炎(高熱を伴う)のように早期受診が必要なケースもあるため、原因を見極めて対応しましょう。

「少量・一時的なら清潔ケア/高熱・大量・長引くなら受診」

判断に迷われたら、いつでも当院にご相談ください。お子さまのお口の異変に早く気づけるのは、毎日見ている保護者の方だけです。

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参考文献・参考資料

  • 一般社団法人 日本小児歯科学会
  • 公益社団法人 日本歯科医師会
  • 厚生労働省「歯の健康」

執筆・監修:河崎 真也(かわさき まさや)

みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック 院長/医療法人茜会 理事長
専門:小児歯科/小児矯正/口腔機能育成
所属:日本歯科放射線学会 認定医、日本小児歯科学会

「明朗・愛和・喜働」を理念に、お子さまとご家族に寄り添った歯科医療を提供しています。

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マウスウォッシュ|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ

2017年09月21日

マウスウォッシュを使うと、口の中がサッパリします。口臭予防や虫歯予防に使っている方も多いかもしれません。歯磨きの最後に、仕上げにマウスウォッシュを使う事が習慣になっている方も多いのではないかと思います。
ですが、このマウスウォッシュ、子供も大人と同じように使用しても問題ないのでしょうか。

■マウスウォッシュは危険?

マウスウォッシュを使うのは危険、なんて話を聞いた事はないでしょうか。
マウスウォッシュが危険と言われる原因の1つに、殺菌力の強さが考えられます。口の中には虫歯菌や歯周病菌だけでなく、常在菌も存在します。この常在菌までダメージを受けてしまうと、人間が本来持つ防衛機能が低下し、逆に虫歯や口臭が発生してしまう恐れがあります。

マウスウォッシュには酸性度が高い商品も多く、長期間使うことでエナメル質が溶けてしまったりすることもあります。子供の歯は特に歯の表面が柔らかく溶けやすいので、マウスウォッシュの刺激を強く受けてしまいます。

口臭予防の為に使用するマウスウォッシュには、唾液の分泌量を減少させてしまうアルコールが含まれています。アルコールは唾液の分泌を抑制するだけでなく、口の中を乾燥させる原因にもなります。唾液には雑菌が繁殖するのを防ぐ働きがあります。ですので、唾液まで洗い流してしまうと、口の中は乾燥して、逆に口臭が発生してしまいます。

■マウスウォッシュの正しい使い方。

マウスウォッシュを使うならば、中性に近いものを選ぶと良いでしょう。酸性のものは歯を溶かしたり、常在菌にダメージを与えたりと、デメリットも多くあります。中性に近いものを選べば、これらのデメリットも多少軽減されるでしょう。

ですが、子供にはマウスウォッシュよりも歯磨きの方が大切です。マウスウォッシュで済ませるのではなく、極力ブラッシングとデンタルフロスなどを使って、汚れを落とすようにしましょう。
また、子供の虫歯予防に行うフッ素塗布も施術後にマウスウォッシュを使うことで、フッ素が流れてしまいます。フッ素塗布の後にマウスウォッシュを使用するのはなるべく避けるようにしましょう。

マウスウォッシュをしただけでは、虫歯予防の効果はありません。刺激の強いマウスウォッシュをする事で、歯磨きをしたような気持ちになってしまいます。ですが、歯磨きをしなければ、歯についた汚れは取れません。結果的に虫歯を引き起こしてしまいます。
虫歯を防ぐには、ブラッシングが不可欠になりますので、まずはしっかりと歯磨きをする習慣をつけるようにしましょう。

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【小児歯科医監修】歯の生え変わり時期の痛み|5つの原因とご家庭でできる対処法|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|御影

2017年09月21日

執筆・監修:河崎 真也(みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック 院長/日本歯科放射線学会 認定医・日本小児歯科学会 所属)

最終更新日:2026年4月27日 / 初回公開:2017年9月21日

本記事は、お子さまの歯の生え変わり期に起こる痛みについて、小児歯科の現場知見をもとに保護者の方向けにまとめた内容です。

「最近、うちの子が『歯が痛い』って言うんです……虫歯でしょうか?」――小児歯科の診療室で、毎日のようにいただくご相談です。お子さまの「歯が痛い」のサインで真っ先に虫歯を疑う保護者の方は多いのですが、実は乳歯から永久歯への生え変わり時期にも、独特の痛みが起こります。

この痛みは虫歯と見分けがつきにくく、「様子を見ていいのか/すぐ受診すべきか」の判断に迷われる場面も多いはず。この記事では、生え変わり期に起こる痛みの5つの原因、ご家庭でできる対処法、受診の目安まで、小児歯科医の立場から具体的にお伝えします。

神戸市東灘区御影で小児歯科を専門に診療している当院でも、生え変わり期の痛みのご相談を毎週のようにいただいています。判断に迷われる場面では、お気軽にご相談ください。

目次

  1. そもそも生え変わりは何歳ごろから?
  2. 生え変わり期に痛みが起こる5つの原因
  3. 虫歯の痛みと生え変わりの痛み、どう見分ける?
  4. ご家庭でできる対処法
  5. 歯科医院で受ける処置
  6. 受診の目安:こんなときはすぐ受診を
  7. 予防:生え変わり期を快適に過ごすために

1. そもそも生え変わりは何歳ごろから?

乳歯から永久歯への生え変わりは、おおむね 6歳前後から始まり、12歳前後で完了します。最初に生えてくるのは「6歳臼歯」と呼ばれる永久歯の奥歯か、下の前歯(下顎中切歯)であることがほとんどです。

  • 6〜7歳:6歳臼歯・下の前歯
  • 7〜8歳:上の前歯
  • 9〜11歳:犬歯・小臼歯
  • 11〜12歳:第二大臼歯(12歳臼歯)

時期や順序には個人差があり、半年〜1年程度のずれは特に心配いりません。お子さまによっては、痛みをほとんど感じずに生え変わる子もいれば、強い違和感や痛みを訴える子もいます。「痛みがあるのが普通」でも「痛みがないのが普通」でもなく、感じ方には大きな個人差があると理解しておいてください。

2. 生え変わり期に痛みが起こる5つの原因

生え変わり期の痛みは、おもに次の5パターンに分けられます。

① 萌出性歯肉炎(ほうしゅつせいしにくえん)

永久歯が生えてくるときに、歯ぐきが部分的にめくれた状態になり、そこに食べかすやプラーク(歯垢)が溜まって炎症を起こすことがあります。これを「萌出性歯肉炎」といい、生え変わり期の痛みで最も多い原因です。歯ぐきが赤く腫れ、噛んだときにズキッとした痛みが出ます。

② 噛み合う歯による刺激

永久歯が生えきっていない段階で、上下の噛み合わせの相手の歯(既に生えている歯)が、生えかけの歯ぐきを刺激して傷をつくることがあります。食事のたびにヒリッとした痛みが出るのが特徴です。

③ 乳歯がぐらぐらしている/抜ける直前

乳歯の根が吸収されて抜ける直前は、わずかな揺れでも歯ぐきに違和感が生じます。食べ物を噛んだときに「グラグラするのが気持ち悪い」と訴えるお子さまも多いです。

④ 永久歯が乳歯の隣・斜めから生えてくる

乳歯がなかなか抜けないまま、永久歯が斜めや裏側から顔を出すケースがあります。「二枚歯」「サメの歯」と呼ばれる状態で、永久歯が窮屈に押し合い炎症を起こすと、強い痛みを伴うことがあります。このパターンは歯並びにも影響するため、自然な生え変わりを待つだけでなく早めの受診をおすすめします。

⑤ 6歳臼歯の萌出時の違和感

6歳臼歯は乳歯の後ろにスッと生えてくるため「いつの間にか生えていた」という保護者の方も多いのですが、生えきるまでに時間がかかり、その間は歯ぐきに被さった部分(智歯周囲炎の小児版)が腫れやすくなります。

3. 虫歯の痛みと生え変わりの痛み、どう見分ける?

保護者の方がご家庭で見分けるのは、正直なところ簡単ではありません。ただし、次のチェックポイントは目安になります。

  • 痛みの場所に新しい永久歯が見えているか — 永久歯が顔を出していれば、生え変わり起因の可能性が高い
  • 歯ぐきが赤く腫れているか — 腫れがあれば萌出性歯肉炎が疑われる
  • 冷たい・甘いものでズキッとくるか — 虫歯の典型症状。生え変わりではあまり起こらない
  • 夜間や安静時にもズキズキ続くか — 虫歯が進行して神経まで到達しているサイン。早めの受診を

判断に迷われたら、自己判断せず歯科医院でご相談ください。原因が違えば対処も変わります。「念のため診てもらう」ことで安心できますし、虫歯であれば早期治療できます。

4. ご家庭でできる対処法

生え変わり期の痛みの大半は、お口の中を清潔に保つことで軽減します。

○ やさしくブラッシング

毛先のやわらかい歯ブラシ(小児用「やわらかめ」推奨)に少量の歯磨き粉をつけて、生えかけの歯と周りの歯ぐきを力を抜いて優しく磨きます。痛がる場所は無理せず、少しずつ慣らしましょう。

○ うがいで清潔を保つ

食後のうがいで食べかすを流すだけでも、歯ぐきの炎症は軽くなります。年齢に応じた小児用うがい薬を使うのも有効です。

○ 痛む部分を冷やす

頬の外側から保冷剤や冷却シートで軽く冷やすと、炎症による痛みが和らぎます。冷やしすぎは逆効果なので、5〜10分を目安に。

○ ぐらぐらした乳歯は無理に抜かない

「お父さんが糸で結んで……」というのは昔の習慣ですが、無理に抜くと歯ぐきを傷つけたり、根が残って感染の原因になることがあります。ぐらつく乳歯は自然に抜けるのを待つのが基本。気になるときは歯科医院で確認してもらいましょう。

5. 歯科医院で受ける処置

受診すると、症状に応じて次のような処置を行います。

  • 歯ぐきの清掃・洗浄 — 食べかすやプラークを丁寧に除去します
  • 抗炎症薬の塗布・処方 — 歯ぐきの腫れがひどい場合は、抗炎症の軟膏や、必要に応じて抗生物質を処方します
  • 乳歯の抜歯 — 永久歯が斜めから生えてきていて乳歯が邪魔をしている場合、無理せず抜歯します
  • 歯ぐきの切開(開窓) — 痛みが強い場合は、被さった歯ぐきを少しだけ切開して永久歯の出口を作ります。麻酔をして行うので、処置中の痛みはほとんどありません

どの処置も「子どもが怖がらないこと」を最優先に進めますので、初めての受診でもご安心ください。

6. 受診の目安:こんなときはすぐ受診を

「ちょっと気になる程度」なら様子を見てよい場合も多いですが、次のサインがあれば早めの受診をおすすめします。

  • 食事が摂れないほどの強い痛み
  • 歯ぐきが大きく腫れている/頬が腫れている
  • 発熱がある
  • 乳歯の後ろや裏側から永久歯が生えてきている(二枚歯)
  • 乳歯が長期間(半年以上)ぐらぐらのまま抜けない
  • 夜間に痛みで眠れない

7. 予防:生え変わり期を快適に過ごすために

生え変わり期のトラブルを最小限にするには、乳歯のうちから「お口を清潔に保つ習慣」をつけておくことが何よりの予防になります。

  • 仕上げ磨き — 小学校低学年までは保護者の仕上げ磨きが理想。生え変わり期は特に丁寧に
  • 定期検診(3〜4ヶ月ごと) — 生え変わりの進み具合をプロの目でチェック。トラブルの予兆を早期発見
  • フッ素塗布 — 生えたての永久歯はエナメル質が未成熟で虫歯になりやすいため、定期的なフッ素ケアが有効
  • 食習慣の見直し — だらだら食べ・甘い飲み物の頻回摂取は、歯ぐきにも歯にも負担。決まった食事時間を意識

生え変わりは、お子さまのお口と顎の成長にとって最も大切な時期のひとつです。痛みのサインを見逃さず、必要なときに歯科医院を頼ることで、お子さまが健やかな永久歯と整った歯並びを手に入れる第一歩になります。

まとめ

お子さまの「歯が痛い」のサインは、虫歯と生え変わりが似た症状を起こすため見分けが難しいものです。判断に迷われたら、まずは歯科医院でご相談を。原因がわかれば対処も明確になり、お子さまの不安も和らぎます。

「痛がる場所に永久歯が見えていたら、まず生え変わりを疑う」

この視点だけでも、必要以上に心配せずお子さまに寄り添えます。困ったときは、いつでも当院にご相談ください。

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みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック

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参考文献・参考資料

  • 一般社団法人 日本小児歯科学会
  • 公益社団法人 日本歯科医師会
  • 厚生労働省「歯の健康」

執筆・監修:河崎 真也(かわさき まさや)

みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック 院長/医療法人茜会 理事長
専門:小児歯科/小児矯正/口腔機能育成
所属:日本歯科放射線学会 認定医、日本小児歯科学会

「明朗・愛和・喜働」を理念に、お子さまとご家族に寄り添った歯科医療を提供しています。

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保険診療と自費診療の違い|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ

2017年09月21日

歯医者でかかる費用は、お会計の時になってわかります。普通に買い物するのとは違い、いまいちどのくらいの金額を用意していったらいいのか難しいですよね。
歯医者での治療や診察には、保険診療と自費診療があります。保険が適用されるか、されないかで治療費は大きく変わってきます。
そこで、今回は小児科で行われる治療において、保険が適用される基準などについてまとめました。

■保険診療と自費診療の違い。

保険診療は治療にかかる医療費の3割を患者が自己負担するだけで済み、安く治療が受けられます。同じ治療であれば、どこの歯医者で治療を受けても費用は同じになります。ただし、治療方法や治療に使う素材などに制限があります。

一方、自費診療は全額患者が負担しますので、負担額が大きくなります。治療方法や治療に使う素材に制限がない為、医院ごとに価格も自由に設定出来ます。

■保険診療や自費診療になる基準。

保険診療と自費診療の基準は、病気の治療として認められるかどうかで決まります。病気の治療として認められれば、保険が適用されます。虫歯やお口の中のトラブルを防ぐ予防歯科では保険が効きません。また、高度な技術が必要とされる治療や高価な素材を使う場合、保険適用外となりますので、こちらも自費診療となります。見た目を良くする為の審美歯科も自費診療になります。

■小児歯科で受けられる保険治療。

シーラントは虫歯予防の為の治療ですが、6歳から12歳で初期虫歯があると診断された乳歯か生えたての永久歯に限り、保険が適用されます。奥歯が動かないように固定するクラウンループも保険治療です。外傷で乳歯を失った場合の子供用の入れ歯も保険が効きます。

虫歯予防にフッ素を塗りますが、13歳未満の子供で虫歯予防の指導を継続的に受けているにも関わらず、虫歯が多い場合は保険が適用されることもあります。
虫歯を削った後に詰めるメタルインレーも保険が効きます。白いプラスチック製のインレーは自費になります。
虫歯の治療後に被せるクラウンも銀歯、硬質レジンジャケット冠、レジン前装冠などは保険適用になります。一方、セラミックなどは自費になります。
矯正も基本的には自費診療となりますが、厚生労働省が定める先天性異常の病気など、一部におきまして保険が適用される場合があります。
人工歯をはめ込むブリッジも素材や残っている歯の本数や場所によって判断が異なります。

かかる費用だけを考えれば、保険が適用されると安心です。しかし、歯は一生使う大事な物です。費用だけで判断するのではなく、治療内容や審美性、耐久性などの面からもじっくり判断して、最善な治療法を選びましょう。

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4歳児の歯の状態|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ

2017年09月21日

4歳になると乳歯が生え揃い、永久歯に生え変わるのを待つ準備期間となります。しかし、一方で虫歯のリスクも高まる時期でもあります。そこで、今回は4歳児の歯の状態や気を付けておきたいポイント等をまとめました。

■4歳児の歯の状態。

個人差はありますが、4歳になると乳歯20本が生え揃う時期でもあります。硬い物も食べられるようになってきますので、食事も大人と同じような物を食べるように変化してきます。
成長の早い子では乳歯がグラグラし始めます。永久歯への生え変わりを待つ時期でもありますが、前歯では乳歯の下に永久歯が形成され、乳歯の根の吸収が始まります。根の部分がなくなると、乳歯は抜けます。
永久歯の生える位置もこの頃にはだいたい決まってきますので、将来の歯並びも予測出来てきます。

■4歳児の歯で気を付けておくべきポイント。

おやつで甘い物を口にする機会も増えてくるのがこの時期です。永久歯に生え変わる前の乳歯は虫歯にもなりやすく、虫歯になってしまうと永久歯にも影響を与えてしまう可能性が高くなります。
甘いジュースなど、糖分を多量に含んだ飲料によって水分補給をする子供も沢山います。糖分が多量に含まれていると、虫歯の原因になります。

虫歯になってしまった乳歯は早めに治療をするべきです。どうせ永久歯に生え変わるから、とそのまま放置してしまうケースもあるようです。
しかし、放置すると虫歯菌が多くなり、これから生えてくる永久歯も虫歯になりやすくなってしまいます。また、乳歯の虫歯は歯並びや噛み合わせにも影響を与える可能性があります。
乳歯はエナメル質が薄く溶けやすい状態にあることから、虫歯の進行が早く、神経にもすぐに達してしまいます。
早めに治療をする事で、削らなくても高濃度のフッ素を塗布する処置などを行い、虫歯の進行を止められます。

また、よく噛んで顎が発達していれば、永久歯が綺麗に生え揃うスペースも確保されます。この時期には、よく噛む習慣をつけておきましょう。

■4歳児の虫歯予防。

4歳にもなると、どうしても甘い物を食べる機会が増えてきます。ですが、虫歯にもなりやすい時期ですので、3食後にはしっかりと歯を磨きましょう。特に夜は唾液の分泌量も減るので、虫歯になりやすい為、寝る前の歯磨きは忘れないようにして下さい。

この時期に正しいケアを行う事で、将来的に虫歯になるリスクや歯並びが悪くなるリスクを減らせます。
親の真似をしたくなる時期でもありますので、楽しい雰囲気の中で、子供と一緒に歯磨きをしながら、習慣付けてしまいましょう。

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