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赤ちゃんのよだれ

2018年12月7日

一般的に「よだれ」と呼ばれる赤ちゃんの唾液は大人に比べて分泌量が多いのが特徴です。唾液にはお口の中の健康にとって非常に大切な成分がたくさん含まれており、特に虫歯予防に対して欠かすことができません。今回は赤ちゃんのよだれと虫歯予防に焦点を当ててお話したいと思います。

 

 

赤ちゃんのよだれについて

赤ちゃんのよだれの量はとても多く、一日に1.5リットルも分泌されると言われています。

健康な大人の場合、唾液は口の周りの筋肉によって口の外に出ることはまずありません。

しかし赤ちゃんの場合、口周りの筋肉が未発達であることと、脳からの伝達が未熟であるため、反射的に口を閉じたり唾液を飲み込むことがまだ難しいことから、よだれとして口の外へ流れてしまいます。

このよだれ、つまり唾液には自浄作用があり、お口の中の細菌を洗い流す働きとともに、細菌の繁殖を抑え、歯の再石灰化を促す役目も持ち合わせています。つまり唾液はお口の中の健康に欠かすことができないのです。

特に乳歯が生え、離乳食がはじまって色々な食べ物を食べるようになると、虫歯の心配が出てきます。唾液は細菌を洗い流すのに必要なため、赤ちゃんのよだれは多くても気にしなくて構いませんが、お口周りが荒れてしまうことがあります。よだれが出ていたら水で湿らせたガーゼで軽く拭いてあげるとよいでしょう。

 

赤ちゃんの虫歯予防について

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中に虫歯菌は存在しません。虫歯になってしまうのは、4つの要因が重なることといわれており、そのひとつが虫歯菌(ミュータンス菌)の存在です。

赤ちゃんのお口の中に何らかの原因でミュータンス菌が入り込んでしまうと、虫歯リスクを抱えてしまうことになります。その最も大きな原因が、「虫歯菌を有している人が使った箸やスプーンなどで赤ちゃんに食べ物を与えること」です。

 

虫歯菌は感染症のため、ひとたびお口の中に細菌が入り込んでしまうことで虫歯になる環境が整ってしまうのです。

そして砂糖を含む食べ物を口にすることで、さらに虫歯リスクが高まります。赤ちゃんや幼児は甘いものを好む傾向があり、いちど甘い美味しさを知ってしまうと、甘い味をねだられてしまいがちです。そしてつい糖分をたくさん含んだものを与えることで、虫歯を作ってしまうのです。スポーツドリンクや小さな子どもが好む乳酸菌飲料も、多量の糖分が含まれています。

赤ちゃん時代から2、3歳くらいまでの仕上げ磨きは大変です。しかし糖分を極力控えた離乳食や食事を行っておくと、唾液の自浄作用である程度虫歯を予防することが可能です。

もちろん仕上げ磨きは必要ですが、虫歯リスクを極力抑えた食生活で、赤ちゃんの歯を虫歯から守ってあげましょう。

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