子供が嫌がらない歯医者とは|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ
2017年09月21日
子どもを歯医者に連れて行こうとして、嫌がられた経験はないでしょうか。大人でも歯医者を嫌がる人がいますが、歯医者さんが恐いというイメージを持っている子はたくさんいます。ですが、子どもが歯医者を嫌がるからといって、行かないわけにもいきません。子どもが嫌がらず歯医者さんに行くにはどうしたらいいのでしょうか。
■歯医者=恐いものという印象をつけないようにする。
子どもを躾ける時に言う事を聞かないからといって、「歯医者さんに連れていく」などと普段から言っていると、歯医者=恐いという印象が植え付けられます。子どもの中で歯医者が恐怖の対象になってしまうと、いざ歯医者に連れて行く時に、行きたがらなくなってしまいます。
■嘘をつかず、真実を説明する。
嘘をついて歯医者に連れて行かれると、子どもは親を信頼出来なくなります。嘘をついて歯医者に連れて行くよりも、歯医者はどんなところなのか、何故歯医者に行くのかを説明してあげると良いでしょう。歯医者に行く理由がわからない事で、何をされるかわからない恐怖感も生まれます。
■子供が行くのを嫌がらない歯医者を選ぶ。
子どもが治療を受ける時には、先生との信頼も非常に重要になってきます。虫歯を治す為に治療は大切です。ですが、あまりにも強引に嫌がる子どもを押さえつけるなどして治療を行えば、それがトラウマになってしまう可能性があります。一度恐怖心を植え付けられると、それを取り除くのは大変です。治療は大事ですが、信頼関係の築ける先生のいる歯医者を選ぶということも、非常に重要なポイントになってきます。
小児歯科専門の先生がいる歯医者を選ぶと、子どもの治療に慣れている先生がいます。また、予約制でじっくり時間をとって向き合ってくれる歯医者さんの方が、一人一人の患者さんに時間をかけてくれますので、焦らずに治療をしてくれます。また、毎回同じ先生が担当してくれる歯医者の方が子供も慣れやすいです。
それでも泣き止まなかったり嫌がられると、可哀想な気がしてしまい、歯医者に連れて行くのを諦めたくなるかもしれません。ですが、歯医者に行くのを諦めてしまうと、虫歯は進行していきます。乳歯なら後に生え変わるからといっても、後々永久歯にも影響を与えてしまうことがあります。
少しでも早いうちに虫歯の治療を始めれば、通院回数も減りますし、大きな治療にならずに済みます。子供が恐がっても、諦めず早めに歯医者に連れて行くようにして下さい。