小児医療費助成|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ
2017年09月21日
子供が医療機関で診察や治療を受けた時、各地方自治体が費用を負担してくれるのが小児医療医療費助成制度になります。制度の内容は自治体によって変わってきますが、子供が病気をした時にはとても助かる制度です。知っておいて損のない制度ですし、知らないと損をする制度でもあります。
■小児医療費助成は歯科治療でも受ける事が出来る?
歯医者で受ける治療も小児医療費助成制度の対象になります。医療保険の対象になる医療費や薬剤費がこの制度の対象となっています。
ですので、自費診療における治療はこの制度の対象からは外れます。矯正治療や審美歯科治療は自費診療となりますので、医療費助成制度は受けられません。
ただし、保険適用になる治療は、歯医者によって異なるところもあります。自費診療の歯医者では、助成は受けられません。
また、治療内容にフッ素塗布があります。健康な歯に予防としてフッ素塗布をする場合は、保険適用外となります。既に治療済みの歯がある場合は、フッ素塗布によって虫歯を予防する必要があるとみなされ、保険が適用されることもあります。
治療を受ける際に、かかりつけの歯医者さんで確認してみると良いでしょう。
■小児医療費助成で受けることの出来る歯科治療。
小児医療助成で受けられる歯科治療には、どのような治療があるのでしょうか。フッ素塗布は目的によって対象になるか、ならないか異なってきます。定期検診や歯ブラシ指導は、この制度の対象になり得ます。
基本的に予防での治療においては、保険適用されない場合も多いのですが、永久歯の虫歯予防として行うシーラントは、対象となり得ます。
■小児医療費助成の受け方。
小児医療費助成を受けるには、健康保険への加入が必要となります。対象年齢は自治体により異なる為、各自治体で確認しましょう。負担金額は全額の場合もあれば、一部の場合もあります。
保険証を役所に持参して手続きをすると、医療証がもらえます。保険証と一緒に医療証も医療機関に持って行き、窓口で提示する事によって、負担金額が安くなったり、無料になります。
子供が小さいうちは、医療機関にかかる事も多々あります。毎回、医療費を払っていると、結構な負担になってしまう事もあるかと思います。ですが、かなりお得になる制度もありますので、知らないでいると損をしてしまいます。手続きをするのが面倒と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自治体のホームページに詳しい情報が掲載されていますので、上手に利用したいものですね。