歯磨きを好きになってもらうために|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ
2017年09月14日
赤ちゃんが歯磨きをする時に泣いたり、嫌がるのは、仕方のないことと思っている人も多いようです。ですが、歯磨きするたびに嫌がられてしまうと、磨き残しが虫歯になってしまうのではないか、と心配になってきますよね。もしも、赤ちゃんが歯磨きを嫌がるようならば、歯磨きを好きになってもらいましょう。
■赤ちゃんが歯磨きを嫌がる時の対処法。
赤ちゃんが歯磨きを嫌がらない為には、歯ブラシを選ぶところから始めます。歯ブラシの毛先が柔らかく、ヘッドの小さいものを使うようにします。歯磨き粉も赤ちゃん用の歯磨き粉を使います。あまり泡立ちすぎないジェルタイプやフルーツなどの美味しい味がする歯磨き粉を使ってみると良いでしょう。
歯を磨く時の姿勢も、最初は横抱きで磨いたほうが赤ちゃんも安心します。無理矢理抑えつけたりすると、更に赤ちゃんが泣いてしまうこともあります。歯磨きをする時は、なるべく短時間で終わらせるようにするのもコツです。
さて、お次は歯の磨き方ですが、歯ブラシはペンを持つ持ち方で軽く握り、力加減を調節します。力を入れてゴシゴシ磨くのではなく、優しく磨きます。歯の面に毛先を直角にあてて横磨きをします。横磨きがダメな場合は、歯と歯の間の溝を縦磨きしてみましょう。
また、歯磨き中に鏡を見せると子供が鏡に集中しますので、おとなしくなります。その隙に磨いてしまうと早く歯磨きを終える事が出来ます。
■赤ちゃんが嫌いな歯磨きを好きにさせる為の心得。
赤ちゃんが歯磨きを好きになってくれる為には、どうしたらいいのでしょうか。
歯磨きをするとなると、親も磨き残しがないよう必死になってしまいます。ですが、赤ちゃんが泣いたり嫌がったりすると、スムーズに歯磨きが出来ないので、イライラしてしまう時もあります。ですが、お母さんの恐い顔を見たら、赤ちゃんは余計に歯磨きが嫌いになってしまいます。歯磨きはスキンシップを図れる時間でもありますので、笑顔で楽しく歯磨きを行うようにしましょう。
歯磨きは決まった時間に1日3回行うのがちょうど良い回数です。ただし、毎回隅々まで綺麗に磨こうとすると、お母さんにも赤ちゃんにもストレスがかかります。1日1回しっかり磨ければ、それで良しとしましょう。
また、歯磨きの時だけ口を触るのではなく、普段から赤ちゃんの口元を触っておけば、口を触られる事に対する抵抗感も少なくなります。
赤ちゃんもお母さんも歯磨きに対して不慣れだと、なかなかスムーズに磨けません。ですが、リラックスして楽しい雰囲気の中で歯磨きをすれば、赤ちゃんも少しは安心出来ますので、歯磨きを好きになってくれるかもしれません。