態癖について|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ

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態癖について|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ

2017年09月21日

口から喉の部分において行う癖を口腔習癖と呼びます。口腔習癖には指しゃぶりをはじめ、様々な癖がありますが、その中でも態癖という癖があるのをご存知でしょうか。態癖は日常生活で無意識のうちに行っている癖のことです。

 

■態癖とは?

態癖には頬杖や寝癖(うつぶせ寝、横向き寝)、食いしばりや歯ぎしり、食事の時の片側噛みなどがあります。例えば、普段右を向いてテレビを見ながら食事をしていると、右側噛みになります。
特に態癖の中でも頬杖と睡眠態癖のある人は多く、態癖が長期に渡って続くことで歯列の変形や不正咬合などを引き起こします。また、顎や噛み合わせのズレが起こったり、口の中の様々な症状を引き起こすことがあります。歯や歯周組織、顎や筋肉にも影響が及び、正常に咀嚼が出来なくなる場合もあります。
更には顎や顔面が変形したり、顔が左右非対称になったりもします。、全身の姿勢を悪化させたり、全身症状を引き起こすような場合もあります。
顎関節症の原因となったり、肩こりや頭痛、体調不良の原因となる場合もあります。

態癖は針金やゴムの力で歯を動かす矯正の力よりも強い力が働いています。歯は持続的に5グラム程の力がかかれば動きます。矯正治療においてもこのような性質を利用しています。態癖ではこの力の数十倍から数百倍の力が作用しています。態癖があれば簡単に歯が動いて歯列が乱れ、噛み合わせも悪くなってしまいます。

 

 

■態癖の改善。

態癖は無意識のうちに行う癖や姿勢になりますので、意識して改善させなくてはなりません。態癖を認めた上で、生活習慣を改善していく必要があります。
食事中や寝る時の姿勢、テレビを見る時の姿勢や勉強をしている時の姿勢などを一度確認してみましょう。
矯正治療を行う場合も態癖があるとなかなか歯が動かなかったり、せっかく矯正をしても歯がまた元の位置に戻ってしまう事もあるのです。まずは、これらの生活習慣を見直して態癖を止めるようにしましょう。
態癖を改善すれば、変化した骨や歯列も徐々に正常な状態へと近づいていきます。

態癖を放置しておくと、歯並びをはじめ全身にも様々な影響を及ぼす恐れが出てきます。小さな子供の場合は、特に歯並びにもたらす影響が大きくなります。親が子供の癖を普段からよく観察してみて、癖が見つかったら癖を直すように誘導してあげましょう。
本人の自覚がないままにしている癖なので、なるべく早いうちに見つけることで全身への影響も減らすことが出来ます。

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