口内炎の原因|みかげ小児歯科・矯正歯科クリニック|神戸市東灘区御影・住吉の歯医者|ブログ
2017年09月21日
口内炎が出来ると、食事の時に痛みを感じるなど、治るまで不快感が続きます。口内炎が出来る原因は1つではない為、その対処法も原因によって変わってきます。今回は口内炎の原因と口内炎によく効くと言われるビタミンについてご説明したいと思います。
■口内炎の原因。
口内炎の原因の1つに、ビタミン不足が挙げられます。口内炎は口の中や周辺の粘膜に起こる炎症の総称ですが、粘膜を守る働きをしているのがビタミンB2になります。栄養バランスが乱れてビタミンが不足すると、口内炎が出来やすくなります。
口内炎は睡眠不足や疲労が蓄積する事でも悪化する恐れがあります。
口の中を噛んだり、傷付けたり、刺激を受けることよって細菌が繁殖し、口内炎が発生する場合もあります。
ヘルペス性口内炎やカンジダ性口内炎など、ウイルスが原因となって起こる口内炎もあります。
特に子供に起きやすい口内炎は、栄養不足から出来る口内炎やヘルパンギーナや手足口病などのウィルス性疾患が原因となる口内炎が多いようです。
■口内炎に効果のあるビタミン。
口内炎が出来てしまったら、ビタミンB群を摂りましょう。ビタミンB群は代謝ビタミンとも呼ばれ、皮膚や粘膜の成長を促す働きがあります。ビタミンB群の中でも特に口内炎に効果を示すのがビタミンB2です。ビタミンB2が不足すると口内炎が出来やすくなるので、ビタミンB2を毎日の食事で摂取するのが効果的です。
また、ビタミンAも粘膜や肌を保護する働きを持っています。
■口内炎に効くビタミンの摂取方法。
特に口内炎に効果のあるビタミンは、ビタミンB2とビタミンB6です。ですが、口内炎を治療する為には必要なビタミンをバランス良く摂ることが重要になります。効果のあるとされるビタミンだけを集中して摂るより、バランスのとれた栄養を摂ることが大切です。
ビタミンB2を多く含む食材には、うなぎやレバー、納豆、卵、乳製品などがあります。ビタミンB6を多く含む食材には、バナナやマグロ、カツオ、サンマなどがあります。
食事から必要な栄養を摂りきれない場合は、サプリメントで補う方法もあります。
子供に多いビタミン不足からくる口内炎ですが、ビタミンB群を摂取する事によって口内炎も早く治ります。普段からバランスの良い食事を心がけ、口内炎になりにくい環境を作りましょう。
ビタミンは体内に蓄積出来ませんので、毎日の食事に摂り入れて、こまめに摂取するのが理想的です