コラム~②ベロには正しい位置があります
2018年07月24日
お口を閉じた時の正しいベロの位置はどこでしょう⁉
答えは3番です。ベロは上あごに付けておくのが正しい位置です。
ベロの先の正しい位置には名前があって”スポット”といいます。
なぜベロの先がスポットにつくと良いのかというと、歯並びはベロの形と同じように並ぶからです。😜ベロがスポットについてないと、先ほどの歯の内側からの力が歯にかからないため、ほっぺの力で歯並びが狭くなってしまいます。💦
横から見ると、○🙆♂️の絵がベロの先がスポットについている状態で、このようにベロが上がっているのが正しい状態です。
しかし現代人は×🙅の絵のようにベロがスポットについていなくて下がった状態で生活をしている人が多いのです。
その理由は、現代人は昔と比べて硬いものを食べなくなったせいで、ベロの筋力が弱っているからです。ベロが自然と上がらず、下がってしまって、間違った位置で生活している人が多くなっています。ベロがスポットについてないと歯ならびが悪くなります。
つまり、ベロの位置が大きく歯ならびに関係しているということです。
例えば・・・
ベロの先が上の前歯の裏側についている人は、このような上顎前突いわゆる出っ歯になりやすい。😵また、下の前歯の裏側にベロの先がついている人は受け口になりやすい。😣
また、最近の子ども達に多いベロの癖に、舌突出癖があります。
これはベロの先が上下の歯の間についている癖のことです。こういう人は、オープンバイトといって噛んだ時に上下の前歯の間にすきまができてしまう歯ならびになっています。😲
このように、普段意識していないうちにベロの位置によって歯ならびが悪くなってしまう可能性があるので、✨気づいた時に自分でベロの先をスポットにつけるよう努力することが大切です。✨