なぜ定期検診が大切♡なのでしょうか?
2018年02月20日
<虫歯の発生は3才と5才がピークです>
虫歯になりやすいのは、3才と5才です。
その理由は・・・
①奥歯がはえそろう時期。おやつも始まる頃で、深い溝に虫歯ができやすい。(特にくっつきやすいアメ・ガムのすきな子)
→シーラントやフッ素配合セメントで予防しています。
②奥歯の歯と歯の間に、見た目でわかりにくい、隠れた虫歯ができやすい。
→定期的にレントゲンで確認しています。
③お友達と遊んでいる時におやつを食べたりと保護者の管理範囲を超えてしまう機会が増える。
→おやつの選び方などご相談も受けています。
⚠注意⚠1・2才のお子様も安心はできません!!
特に上にご兄弟がいるばあいは、おやつの始まりも早く、ハミガキを嫌がる年齢でもあるため、虫歯になりやすくなります。注意しましょう。
<予防は100%ではありません>
予防を行うことで、虫歯になりにくい歯をつくることはできますが、虫歯にならない歯をつくることはできません。ですから歯科では、予防をすることで、保護者の方のサポートはできますが、虫歯を100%防ぐことはできないのです。
例えば・・・<シーラントをしていても・・・>
シーラントは深い溝を浅くし、汚れを詰まりにくくする予防法です。
歯面に密着するお薬ですが、食生活の違いや、噛みぐせによっては、薄くなったり、とれたりすることもあります。
とれたままにしておくと・・・
そこから虫歯が始まってしまいます。
定期的に検診でシーラントを追加したり、小さい虫歯のうちに処置をすることが大切です。もちろんシーラントをしていなければ、溝全体が虫歯になってしまうかもしれません。結果として、シーラントをしている溝は、虫歯から守られたという事です。
1番大切なのは、毎日の食生活や歯みがきの中で・・・
歯科での経験を活かせるかに、かかっています。
始めた予防もやりっぱなしではすぐ効果もなくなってしまいます。
予防後は、定期的にcheckし、予防効果の持続を計りましょう。