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乳歯と永久歯

2019年04月23日

お子さんの成長のひとつに、歯の生えはじめがあります。まず乳歯が生え揃って、やがて抜け落ちて永久歯が生えてきます。ところで乳歯や永久歯はいったいどのくらいで生え揃うものなのでしょうか。

 

 

乳歯の数と生え揃う時期について

乳歯の本数は全部で何本かご存知でしょうか。乳歯が全部生え揃った数は、上下合わせて20本で、だいた3歳ごろに全て生え揃います。なお歯科医院では、前歯から奥に向かってABCDEと呼んでいます。

 

次に乳歯が生える順番についてご説明しましょう。赤ちゃんに初めての乳歯が生えるのは下の前歯で、個人差はありますが、だいたい生後4~6ヶ月ごろが目安です。

小さな可愛らしい歯が顔を覗かせたら咀嚼機能を育てるための離乳食が始まります。

 

次に生後10ヶ月ごろに上の前歯が2本生えてきます。

1歳ごろになると、さらに2本ずつ生えて、合計8本となります。

次に奥歯が生えてきます。第一乳臼歯が最初の奥歯として4本生え、さらに2歳ごろになると、乳犬歯と呼ばれる、大人でいう犬歯が生えてきます。最後に2歳半頃~3歳くらいになると第二乳臼歯が左右上下に生え、20本の乳歯が全て生え揃います。

 

 

 

永久歯の数と生え揃う時期について

続いて永久歯です。永久歯は上下生え揃うと28本となります。前歯から奥に向かって犬歯、+第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯と呼ばれます。

歯科医院では乳歯はアルファベットで呼んでいたのに対し、永久歯は前歯から奥に向かって、1234567と数字で表記します。

 

なお親知らずは生える人と生えてこない人があります。親知らずが全部生えた場合は合計32本となりますが、一本だけ生えてくる人、3本生えてくる人など親知らずはまちまちです。親知らずは第三大臼歯または智歯と呼ばれます。

 

永久歯は、乳歯が抜けて生え変わる歯と、乳歯がなくそのまま永久歯が生えてくる歯があります。通称6歳臼歯と呼ばれている第一大臼歯は、乳歯がありません。それよりも前方の歯は、乳歯が抜けて生え変わります。

 

親知らずを除く永久歯が生え揃う時期は、個人差がありますがだいたい13~15歳ごろです。

 

 

乳歯と永久歯の違いとは

乳歯と永久歯ではどのように違うのかについてもご紹介しましょう。

乳歯は小ぶりで色は乳白色です。これに対し永久歯は黄色っぽい色をしており、乳歯よりも大きいことが特徴です。

 

歯質も乳歯と永久歯では異なり、乳歯はエナメル質が薄く、象牙質も永久歯の半分程度です。また乳歯は石灰化が不十分で酸に弱く、虫歯になりやすい性質があります。

乳歯はどうせ抜けるから、と楽観視していると、後から生えてくる永久歯に悪影響が出てしまうことがあります。乳歯の時期から、お口の中のケアを積極的に行うようにしてください。

 

生え変わったばかりの永久歯もまだ未熟なため酸に弱いため、歯磨きをしっかりと行い、虫歯に強い歯を作るように心がけましょう。

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