乳歯の虫歯が永久歯に与える影響

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乳歯の虫歯が永久歯に与える影響

2017年11月14日

こんにちは、みかげ小児歯科矯正歯科クリニックです。

 

お子さまが虫歯になったとき、乳歯だからといって安心していませんか?

今回は乳歯の虫歯を放置するとどうなるのかお話します。

 

 

乳歯のむし歯を放っておくと、お口の中で虫歯菌は増え続けます。

乳歯と生え変わる永久歯は、むし歯菌の多い環境に生えてくることになってしまいます。

しかし、実際の生え変わりは、むし歯だらけの乳歯がたくさんある中に、1本づつ永久歯が生えてくることになるのです。

ただでさえ、生えてきたばかりの永久歯は、まだ未熟でむし歯になりやすいのです。

むし歯菌がウヨウヨしている口の中では、このように弱い永久歯はいち早くダメージをうけてしまいます。

 

《乳歯のむし歯が将来の歯並びを悪くする》

 

乳歯には「永久歯が生えてくる場所を確保する」という大切な役割があります。

乳歯が大きなむし歯で歯の形がくずれてしまったり、早い時期に失ってしまうと、空きスペースができます。

いずれここに生え変りの永久歯が生えてくるのですが、長期間スペースが空いていると、隣り合っている歯が寄ってきてしまいます。

そうなってしまうと、永久歯が生えるスペースが足りなくなってしまい、永久歯が適切な方向に生えることができなくなり、歯並びが悪くなることがあります。

もしも、乳歯を虫歯で早期に失ってしまったら、永久歯が生えてくる隙間を確保する為に、保隙装置というものでそのスペースを確保しておく必要があります。

 

 

《乳歯のむし歯の影響で永久歯が曲がって生えることも》

 

乳歯の虫歯を放置しすぎると、虫歯菌が、乳歯の根の方に感染して 根の先に膿などをつくると、永久歯はこの膿を避けようとして生えてくるので,永久歯が曲がって生えてしまうことがあります。

 

 

乳歯のむし歯を放置すると、永久歯の歯質に悪い影響(発育不全)をおこすことがあります。

 

乳歯の虫歯がひどくなると、根っこにバイ菌が感染して 歯の根の先などに膿がたまることがあります。

そのような状態になると、根っこのバイ菌が、乳歯のすぐ下で発育中の永久歯に影響して 発育不全(永久歯の表面のエナメル質を溶かしてしまう)を起こすことがあります。

 

 

いつか生え代わる乳歯とは言え、虫歯になってしまったら放置せず、きちんと治療を受けましょう。

もちろん虫歯にしないように予防していくことがなによりです。

 

定期的に検診を受け、毎日の歯みがきでお口の中を清潔に保つようにすることが大切です。そのことが、その後の一生の、大事な永久歯の虫歯になりやすさ、それから歯並びにも大きく影響してきます。

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